RPGツクール2を見つけてtktkに励むむーちゃんでしたが、あまりの使えなさに嘆きます。
しかし、そのくらいできるというリナックス。というわけでツクール2の裏技的講座が始まります。
目次
ボタン8個で開く扉
まずはボタン8個で開く扉。
ツクール2では変数が使えないので、代わりにアイテムの個数で判定します。
別のやり方。8重仕切りを用います。
このままでは使い勝手が悪いので、扉のイベントデータの中に埋め込みます。しかしツクール2では4ページまでしか使えないのが難点。
そこでアイテムを判定に使いつつこのようにイベントを組んでみます。あとはこれを分割すればおk。
ルイーダの酒場
続いてはルイーダの酒場。パーティが満員の時にこのメッセージを出すのが難しい。
ツクール2の場合ならさっきのボタン8個の扉と同じ要領で変数の代用をすればおk。
ツクール1だとこういう方法でできます。
アイテム判定を応用すればこんなクイズ通せんぼもできます。それにしても問題難し過ぎて草。
ライツアウト
ライツアウト。工夫次第でこんなこともできちゃいます。
ランダム
続いては乱数が使えないツクール2でランダムを使う方法。まずはこれが基本。
何だか難しい数式でしたが。要するに1~2の乱数を取るのと同じことです。
これを応用すればこんなステージも作れます。
仕組みはこんな感じ。
ベッドで寝てる人
お次は「ベッドで寝てる人」。一見簡単そうに見えるイベントですが、ツクール2ではこの向き固定が難しい。
そこで2つのイベントを重ねてみます。
ポイントはイベントを分けること。1つのイベントでページを分けても上手くいきません。
おまけ
おまけでは作者様のツクールの思い出話が読めます。なんと、ツクール1からやっている筋金入りのツクラーさんでした。
以上、『RPGツクール2講座』でした。限られた機能を駆使して普通ならできないことをやってしまうというところに、ツクラーの情熱を感じます。30年近く昔のツールということもあり、今となってはほぼ実用性のない技術ですが、しかし考えてみればツクール2000もVXAceやMV、MZ、あるいはSteam2003に比べれば、ごく限られた機能しかありませんが、その限られた機能を駆使して、時には凄い自作戦闘やアクションゲーまで作ってしまう、そしてそんな20年以上前のツールが今もなお現役というところに、VIPRPGの凄さがあります。