メビウスとクラインのお話、「双子姫シリーズ」などと言われたこともありますが、その第3作目です。
一見平和な日常でも、紛れもなく戦時中です。
さて今回のテーマは学校。メビウスとクライン、そして同級生たちの学校での一日を見ていきましょう。
一時限目 チェルシー先生の数学。抜き打ちテストに備えてしっかり勉強しよう。
二時限目 魔法学。やる時はやるダーエロ。
三時限目 家庭科。食堂のアリア先生。授業の中にも戦争の影が。
四時限目 社会。睡魔を誘うクェイク先生の授業。メタ的には、ともすれば冗長になりがちな世界観の解説を、退屈な授業という形を逆手にとって利用してしまうのは上手い手法だと思いました。作者様はそこまで意図していなかったかもしれませんが。
怒らせると怖いクェイク先生。
次は楽しい昼休み。ここでちょっと分岐。
まずは食堂コース。アレックスの過去が仄めかされます。
もう一方の屋上コース。精霊の話、そして留学の話。
五時限目 ミノス先生の体育。適役です。
保健室のヒール先生。魔法に頼らないスタンスはこちらの世界でも健在です。
そして一日の授業が終わりました。
少しずつ明かされるこの世界のこと、そして人々の過去。
みんな、色んな過去を背負っています。
というわけで、学校のみんなの一日でした。戦時の中のほのぼのと言いますか、これからどうなっていくのか、続きが気になるお話でした。