ダークネスⅠ主役の見るゲです。
アイスキューブという魔法空間に閉じ込められた5人のダークネスⅠ――
巧みな話術と愛嬌で金を極限まで毟り取る闇金の中の闇金、ダークマネー
恫喝や暴力で無理矢理、全財産を奪い取る闇金市場始まって以来の爆弾、バイオレンスマネー
独特の笑顔と人柄の良さで近付き、高額な偽商品を売り付ける笑顔ガール、スマイルマネー
主に老人をターゲットに得意の涙で金を毟り取る闇金が抱えるクズ、クズマネー
論理的に物事を進め相手も気付かぬ内に罠に嵌める天才
5人の闇金ダークネスⅠが支配人、ミスターⅠの出すクイズに挑む。
1ゲーム毎に解答する人とトラップを受ける人に分かれます。クイズを解けばトラップを受ける人は助かります。早く解けなければ…待ち受けるのは死。
最初のターゲットはスマイルマネー。そして第1問がこちら。数学的には色々考えられそうですが、どうやらなぞなぞのようです。
忍者に切り刻まれるというトラップ。これは普通に死ぬ。
何とか正解に辿りつけたものの、時すでに遅し…
次のターゲットはクズマネー。第2問はこちら。
またしても訳の分からんことを言ってる天才。
残念ながらタイムオーバー。本性を現したクズマネー。この顔と台詞が凄く人間味が溢れてていいと思います。
やってることは惨いんだけどついつい笑ってしまう。
次のターゲットは天才。こんな状況でも冷静です。
問題はこちら。
天才、この問題を自ら即答。プレイヤーに考える暇すら与えません。
次のターゲットはバイオレンスマネー。問題はこちら。
そしてトラップ。またしてもやってることはえげつないのにギャグになっています。このシリアスとギャグのバランスが絶妙ですね。
相変わらずの天才。何言ってるかまるで分かんない。
無念、あと少しのところで間に合わず…バイオレンスちゃん、喧嘩早いけど一番人情に厚い子でしたね。
次のターゲットはダークマネー。そしてダークネスⅠといえばやっぱり腹パン。
そして問題がこちら。
ここで天才、まさかの裏切り。いや、最初から裏切っていた。
ダークマネーを見殺しにした天才。なんてクズなんだ…
そして明らかになる全貌。まさかこんなどんでん返しがあるなんて…続きも気になります。
5人のダークネスⅠが繰り広げる、人間味あふれるドラマ。見る者を飽きさせないなぞなぞ、時折挟まれるギャグ。そしてクライマックスに向けて急加速する展開。実に見ごたえのある見るゲでした。他のもしも作品に比べて確かに異色ではありますが、しかし間違いなくダークネスⅠの代表作の一つに入ると思います。