サンタクロースがくれたもの、第3話です。
女の子は父親に虐待されていました。
幸せってなんだろう…
やがて父親と別れます。
幸せって…
そして母親もまた虐待するようになります。
今日はクリスマス。楽しいことがあるらしい。
お母さんが笑顔で伝えます。楽しいことがあると。
お父さんが帰ってきたと。
そしてお母さんはお父さんと一緒に住むので、女の子がいると困ると。
そしてお母さんは…
でも女の子は死にたくない…そして…
「クリスマスプレゼント」を持って、お父さんに会いに行きます。
奇しくも、お父さんもまた死んでいました。
幸せはどこにもないんだ…そうため息をついていると、空から女の子が。
そして2に続く…
これにてサンタクロースがくれたもの、完結です。うーん、実に切ない、色々考えさせられるお話でした。最初1話だけ読んだときには、何だか薄気味悪い感じでしたが、3話まで読み進めて全てが明らかになるうちに、何だかしんみりとした気持ちになってきました。これもまた、一つのクリスマス。