もうすぐ母の日。ということで今回はブライアン兄妹の母にまつわるお話。
いないはずの母が突然現れて当たり前のようにブライアン達と一緒に過ごしています。
しかも、何故かアンパンだけが母の記憶が全くありません。
やがて一つの答えに達したアンパンは、母と名乗る人物に問いただします。
ここで4つの選択肢です。
まずは素直に母親ですねと聞いてみます。
知らぬが仏とも言いますし、まあこれはこれでいいんじゃないでしょうか。
では母親じゃないですねとすると…なるほど、こういう解釈ですか。
血は繋がっていなくても、本当の家族。
ん?じゃアンパンと周りの人間の記憶はどうなる?まぁいいか。いいのか…?
では次の選択肢。母の正体はなんと敵国のスパイだった。ブライアン達の記憶を操作して母になりすましていたのでした。
降伏を勧めるも、結局…
それでも、母としてかけた愛情は本物。
何だか切ないお話でした。
それでは4番目の選択肢。はいはいゴメスゴメス。馬鹿馬鹿しい選択肢ですが、しんみりした話が続くので、一種の箸休めみたいになって良かったと思います。
気を取り直して。4つの選択肢と言いましたが、実はもう1つの選択肢、キャンセル分岐もあります。母に問いただすのをやめたアンパン。
母の正体をダナエに問います。
彼女の正体は可能性。
可能性、それこそがもしもの世界を織りなすもの。
ここでダナエ、思い切った提案をします。
ここでまた選択肢。
消して貰います。いとも簡単に消えてしまいました。
やはりアンパンはこうしているのが似合います。実にブライアンパンマンらしい選択でした。
では次は消さないで貰います。なお、今回はキャンセル分岐はありません。キャンセルした場合消さない選択肢になります。
ダナエ様の粋な計らい。
家族4人の平和な日常。
以上、『母の由来』本編でした。ブライアンの母はツクスレの作品でも滅多に見ることのないレアキャラですが、だからこそ作者によって、また作品によって無限の可能性が広がりますね。
さらに、この作品にはおまけもあります。リリアの両親のお話。
どうやらリリアの母はもうこの世にはいないようです。
これもまたいいお話でした。リリアの両親もまた色んな設定がありますね。ちなみに、このバートンがニンニンの正体だとする設定も割と見かけます。