ある男が森の中で迷ったことから物語は始まります。
迷っているうちに、一人の子供と出会います。
身寄りのない子供。実は男にも死んだ妹がいたのでした。
そんな巡り合わせで男・アレックスは女の子・ヒカリと一緒に住むことになりました。
そんなこんなで半年たった頃。ヒカリがアレックスに見せた身体には幾つもの傷跡が。
その翌日。遠くに行くアレックスにヒカリはお守りを渡します。
何かデジャヴを感じます。
仕事先でたまたま居合わせた陰陽師に呼び止められたアレックス。お守りを開けてみると…
どうやらヒカリの正体は幽霊のようです。
成仏させなければアレックスの身が危ないと陰陽師に忠告されますが、しかしアレックスはヒカリを成仏させることはできませんでした。
そして数ヵ月後。悪霊と化してしまったヒカリ。
アレックスはヒカリを成仏させたのでした。
実に悲しいお話でした。