フレイムⅢがブライアンに語るお話。
永遠の海。もしもの世界ではおなじみのエターナルの海というやつですね。
フレイムⅢが言うには、全部が全部海に帰って終わるわけではない、と。何だか哲学的ですね。
フレイムⅢが手をかざすと、白い小さな光がたくさん現れました。これが魔法の素みたいなものだとか。
フレイムⅢにも家族がいるのか、そういう問いかけから始まったお話。
つまりこれがフレイムⅢの答え。
フレイムⅢが…魔法具現化が死んだらどうなるのか。
魔法具現化が死んだら…自我を無くす程に消えてしまったら…この小さな光に戻るのだと。
馬鹿っぽく見えても、ちゃんと核心を突いているブライアン。
昔に生きていたのかもしれない、これから生まれて来るのかもしれない、これらの粒子がフレイムⅢの家族。考えてみれば、人間も、そして全ての生物も原子の集まり。どこか似たようなところがありますね。
魔法具現化とは何者なのか、この問いについては実に様々な話(設定)がありますが、これもまた一つの答え。ロマンチックでしんみりするお話でした。
リンク